解説
 
いつも自分のパートナーとだけ踊っていると、自分のリード&フォローの技術がどの程度かを知ることもできず、改善する機会も失うために、自分が上達するための妨げになるということを説明しています。
 

出所 

http://www.eijkhout.net/lead_follow/other_people.html

 

9.5 On Dancing With Other People
いろいろな人たちと踊ることについて

 

“Dance with different people. Don’t fall into a bad habit or develop bad technique.”
「いろいろな人と踊るようにしなさい。悪い習慣(tama注:同じ人とばかり踊るような悪い習慣)に染まったり、(tama注:その習慣によって引き起こされる)おかしな癖をつけてはいけません。」
 
Dancing with many different partners helps.
たくさんのちがうパートナーと踊ることは(あなたの)助けになります。
 
Besides practicing with your regular dance partners, go to some of the social dances that are available and mix.
決まったダンスパートナーとの練習の他に参加可能なダンスパーティに行きなさい、そしてそれらをミックスしなさい。
 
Everyone’s lead and follow is different, and the variations help you to become a better dancer.
リードやフォローは人それぞれですし、そういうさまざまな違いは、あなたがより上手なダンサーになるための助けになります。
 
Dancing with someone more experienced might allow you to be more successful in trying something new or perfecting some styling.
より経験を積んだ誰かと踊ることは、新しい何かを試してみたり、なにかのスタイリングを完成させようとする場合に、よりうまく行く可能性があります。
 
Once you learn how it feels, you can then do it with anybody.
それがどのような感覚かをおぼえると、その後は、他の誰と踊る時でもできるようになるでしょう。
 
Dancing with someone less experienced than you is very good in determining if you have a good lead.
あなたより経験の少ない人と踊ることは、あなたが上手なリードを体得しているかどうかを判断するときに大変役に立ちます。
(tama注:女性のフォローについても同じ事が言えます)
 
This may even be more useful than dancing with someone more experienced.
それは、より経験を積んだ人と踊るよりもずっと役に立つでしょう。
 
When you can get a less experienced dancer to successfully do a step she has never done before, you know you are doing well.
経験の少ない女性に、彼女がそれまでにやったことのないステップをさせて彼女がうまくできた場合は、あなたがうまくリードできているということを自分で知ることになります。
 
If you dance only with one partner, you will never learn to lead/follow; you’ll only learn to compensate for each other’s bad habits.
もし、あなたが一人のパートナーだけとしか踊らないなら、将来的にリード/フォローの技術を習得することは決してありません;あなたがたが習得するのは、お互いの悪い癖をそのままにしたままでお互いの辻褄を合わせるということだけです。
 
tama注:
余談ですが、我々日本人は、学校で「主語+ will ~」 を「<主語>は~するでしょう」という、あいまいで誤解を招きかねない訳を習ったかもしれません。しかし、ここで使われているような、you + will は、正しくは、目上の人があなたに向かって「~しなさい」という命令をする場合に最も多く使われ、次は、あなたがなにをしようが、確信を持って「あなたは今後~します」という、いわば予言している場合です。
 
At many local weekly dances, all the best dancers take over one corner of the room (like the “Cat’s Corner” of the old Savoy Ballroom) and the beginners tend to stay at the other end and dance with each other.
地域で毎週開かれるパーティでは、上手なダンサーたちはみんな部屋の一角(むかしのサボイ・ボールルームのCat’s Cornerのように)を占有し、初心者たちは、その反対側の部屋の端にとどまって、お互いとだけ踊ることになりがちです。
 
You can see how it would be rather difficult to ask the good dancers to dance if they all hang out in a crowd and you have to barge in to even speak to them.
もし上手なダンサーたちが、ひとかたまりにたむろしていて、あなたが、彼らに単に話しかけるだけであってもそこに割り込まないといけないとすれば、上手なダンサーたちにダンスを申し込むことがどの程度難しいかは理解できるでしょう。
 
So, make a special effort to get down to the beginners’ end every so often and ask someone for a dance.
だから、しょっちゅう初心者の方たちのところに行って踊りを申し込む努力をしなさい。
 
Resist falling into a clique at your local club: to outsiders, though you will be seen as the best dancers, you will also seem snobby and un-touchable.
地域のクラブの小さなグループに引き込まれないようにしなさい:グループ外の人にとっては、あなたはすごく上手なダンサーに見られるでしょうが、その一方ではお高く止まっていて、お付き合いしたくない人のように思われるでしょう。
 
Consider asking newbies: you were once one.
初心者に申し込むことを考えておいてください:あなただって昔は初心者だったのですから。
 
Those experienced dancers who agreed to dance with you as a newbie gave you incentive (by “suffering” through with your learning) to keep going to reach a point of being a “decent dancer”.
初心者だったあなたと踊ってくれた経験豊富なダンサーたちは、礼儀正しいダンサーであり続けるために、(あなたの上達に辛抱強くおつきあいすることによって)あなたにやる気を起こさせていたのです。
 
Do the same for the newbies you meet and make then feel welcome – it is an investment in your future dance partners.
あなたが出会う初心者に対しても同じことをしなさい - そうすることは将来あなたのダンスパートナーの候補者の中に投資するということなのです。
 
Remember, as a beginner you don’t know how perfectly right it feels for two people to dance as one until it happens to you for the first time.
覚えておきなさい、あなたが初心者であれば、二人が一体となってダンスをするという感覚がどれだけ素晴らしいかを知ることはないということを、そしてそのことがあなた自身に起きるまでは。
 
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