WDSFのテクニックブック(ワルツ編)で気がついた点を、その都度掲載していきます。

Rise and Fall

21世紀の現在で、われわれはいくつかのフィガーを除き、ワルツのライズ&フォールは例外なく膝を曲げてロアーし、その後でライズする。WDSFのテクニックブックのワルツでもその通り書かれている。

しかし、ボルテクのワルツでは、ロアーをしてから ライズとすると書かれているフィガーは皆無であり、「1の終わりでライズ」のように、ライズをした後にロアーするように書かれている。

この理由は、オリジナルのISTDのThe Ballroom Technique では最初から、膝を使ったライズ&ロアーのテクニックは採用されておらず、それが現在ISTDで販売されている最新版まで改定されていないためである。当然それを翻訳したボルテクもそこは変更されていない。

この理由の裏付けとしては、The Ballroom TechniqueをまとめたISTDの技術委員会の長を長年務めたアレックス・ムーアMBEの著書のBallroom Dancingのライズ&フォールのテクニックには含まれていないからである。以下を参照。

書籍「ボールルーム ダンス テクニック」のわかりにくさの原因

なお、ボルテクでは「1の終わりでライズ」と訳されているが、この訳は非常に誤解を招く。オリジナルの英語は、「1が完了してからライズを始める」という意味である。
また同様に「2の終わりでライズ」と訳されているのも「2が完了してからライズを始める」という意味である。また、「3の終わりでロアー」と書かれているのは同様に「3が完了してからロアー」という意味である。以下を参照。

英語から理解する At the end of (~の終わりで)

Natural Turning Lock

ボルテクのターニング・ロックのスウェーでは、男子はステップ1から、【 左 左 直 直 直 】となっている。(女子は【 右 右 直 直 直 】)
しかしWDSFでは、以下のように、男子はステップ1から、【 右 右 右 左それから直 】に変更されている。
理由は明らかではない。tamaの推測するところ右スウェーを続けることにより移動速度を加速しステップ3で左スウェーで減速することで動きを大きく見せることを狙っているのかと思われるが、定かではない。

Natural Turning Lock

 

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