々のラグタイムと、スロー・フォックストロット用のちがいを明確にするために、同じ出版社による、同じ曲の元々のラグタイム編曲版と、スロー・フォックストロット用の編曲版を紹介します。
 
ひと目で分かるように、ラグタイム版では八分音符の羅列からなるメロディの部分が、スローフォックストロット用編曲版では付点八分音符+十六分音符になっており、スイング感が感じられます。また曲のテンポもSlowと指定されています。
 
 
ラグタイム編曲版(1915年出版)
 
   

 

スロー・フォックストロット編曲版 (1919年出版)