器官および系統の生理学

 

3章 感覚系

 

I 体性感覚

 

3.3 皮膚感覚

 

    1.  触覚、圧覚
    2.  温度感覚
    3.  皮膚痛覚
    4.  皮膚感覚の変形

 

3.4 深部感覚

 

       眼を閉じていても手足の位置やその位置がわかる。これらの感覚を深部感覚と言う。
       皮膚よりも深部、すなわち皮下、筋、腱、筋膜、骨膜、関節などに受容器がある。

 

    1.  振動感覚
    2.  運動感覚
       ■位置感(視覚や皮膚感覚がなくても、四肢や身体部位の相対位置関係がわかる)
       ■運動感(関節が動かされるとその動きがわかる)
       ■抵抗感(物体を押す時の筋の張力からその物体の硬さがわかる
       ■重量感(物体を持つ時要する力からその物体の重さがわかる)
    3.  深部痛覚
    4.  筋疲労感

 

出典:小生理学書 改訂2版 (金芳堂)