ダンサーが音楽に合わせてダンスをするというのは、非常に高度な生理的活動であるが、ごく簡単に説明するならば以下のようになる。

  1. 流れてくる音楽が発する空気振動が、外耳で集められ、内耳にある音振動受容器で感知される。
  2. 感知された振動は音振動受容器で神経刺激に変換され、聴覚神経により大脳の聴覚野に伝達される。
  3. その神経刺激が聴覚野で分析され、そこから刺激の強弱をビートとして認識し、さらにそれらのビートの強弱の規則性からリズムが認識される。
  4. ダンサーは、その認識された一連のリズムに対して、あらかじめ覚えたダンスのフィガーのムーブメントに割り当てられた一連のリズムが同期するように、大脳の運動野から体の各部の筋肉に刺激を送って筋肉を伸縮させ、必要な動きをさせる。

ここで、問題になるのは、ダンサーは、何によって音楽のリズムと、自分のムーブメントによるリズムが同期しているのかはずれているのか判断するのかである。

 

参考資料

ミュージシャンのためのリズム教科書

 

(Visited 1 times, 1 visits today)