ダンス音楽のカウントとダンスステップ
ダンスにおいて、ビート、カウント、ステップという言葉が使われますが、それぞれ違った意味で使われることがありますので、The Ballroom Technique(いわゆるボルテクの原書)とWDSFの教本を例に取り、あらかじめこの説明の中で使う「音楽のカウント」を明確にするために例をあげておきます。
Timing (Number) https://youtu.be/yyVPVTLYkoI?t=117
Timing https://youtu.be/yyVPVTLYkoI?t=147
4/4拍子の曲は1小節に4つのビートを持ち、ビートとビートの時間間隔は1拍です。
例としてギター用に編曲された4/4拍子の曲の楽譜の一部を掲載しました。
楽譜の①~㉔は、4/4拍子のビートに相当するところの音符につけたものである。
Quadrille (19 Century)
Social Foxtrot
Social Foxtrot ではライズ&フォールはなく、そのかわりリルト(リルティング)というはずむような上下運動を伴う。この場合音楽のビートに合わせて足を着地させているのが見て取れます。
International Foxtrot for beginners
International Foxtrot by Professional
このデモンストレーションは元世界チャンピオンのアルナス・ビゾカス&カチューシャ・デミドヴァ組のレクチャーです。
なお、音楽に対して彼らの着地のタイミングがごくごくわずかですが遅れていることに気がつく方がいらっしゃるかもしれません。これは彼らの責任ではありません。
このようなズレはしばしばYouTubeにアップロードしたときに起こります。アルナスの口頭説明が英語のままであれば口の動きと会話がほんのわずかずれていることが示せると思います
参考