Social Danceという言葉に関する誤解

むかし、誰かが、どこかで、以下のようなことを書いたのでしょうか。それをそのまま鵜呑みにして記載されているのを日本のウェブサイトでときどき見かけます。最初に書かれたころはいまのようにインターネットが普及していないころだと思いますのでやむを得ませんが。
 
 誤解その1
 
    「Social Danceという言葉は欧米では使われていない」
 
 誤解その2
 
    「Social Danceは和製英語だ」
 
とりあえず、そのように誤解されているかたが多いので、過去と、現在の実例をiあげます。

ちなみにWikipedia日本語版の「社交ダンス」のなかでは以下のように書かれています。

   「社交ダンスはsociality danceという言葉を和訳したものだ」
 
これも、可能性はゼロとは言えませんが、鹿鳴館ができたのが1883年で、社交ダンスという言葉ができたのもそのころでしょう。
 
しかし下で紹介するデータベースにも sociality dance という言葉は見つかりませんし、
 
グーグルで検索しても sociality dance ってほとんど出てこないので、いったい何を根拠にしてそんなことを書いたんでしょうね^^
 
当然のことですが、Wikipedia 英語版ではそんなことは書いていませんが^^

Social Dance という言葉の歴史

米国連邦議会図書館所蔵の1490年代から1920年代のダンスの教本のデータベースにある、古いダンスの教本から Social Dance という言葉をつかっているものをいくつかあげます。
このうちの2番目と3番目は本のタイトルに使われていますから一目瞭然ですね。
 
 
 
 
この他 Social Dancing という言葉をつかっているものも紹介しておきます。
 

現代における Social Danceという言葉

日本のJDSFと同じように、ボールルームダンスをオリンピックの種目にしようということをきっかけに発足した米国の USA Dance という組織があります。USA Dance は米国オリンピック委員会のメンバーでもあります。
このUSA Dance のホームページでも、ボールルームダンスを大きくSocial Dance(いわゆる社交ダンス)と、Competitive Dance(いわゆる競技ダンス)の2つに分類してサイトを構成しています。
 
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