今我々が採用しているクローズドポジション(男性と女性が少しお互いに相手の右にずれた位置で正対して組む)は、いつ頃に確立されたものでしょうか。
 
米国議会図書館の Dance Instruction Manual というデータベースに、多くのダンスの教本が所蔵されています。
 
その中のひとつに1914年に米国で出版された Dances of To-Day (著者は英国のImperial Society Masterof DancingのメンバーであるAlbert W.Newman)という教本があります。その35ページから書かれている第3章から抜粋したものを紹介します。
 
 
以上の文章でわかるように、すでにこのころ今のクローズドポジションは確立されていたようです。同じ章のなかで、100年以上も前からこれが正しいポジションだと認められていると書いていますので、結局は200年くらい前からすでに確立されていたのでしょう。
 
ただクローズドとは言っても、手の位置は今より低く、男性の右手はいまのようにボディーそのものをコンタクトさせるのはこのころはまだ許容されてはいなかったようです。27ページに載っているクローズドポジションの写真を紹介します。
 

 

原文

CHAPTER III POSITIONS IN DANCING
 
The Correct Position for Holding Partners (Closed or Waltz Position)
…..
The dancers take half face to face position (standing a little to the right of each other) the gentleman’s right arm partly encircling the lady’s waist; this arm (in case of emergency) should act as a support.
He takes with his left hand the right hand of the lady; these hands are held to the side about twelve inches from the body and a little above the waist line.
 
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