Neil DiamondとBarbra Streisandがデュエットで歌う “You don’t bring me flowers”を、セルゲイ&メリア組のルンバとともにお聞きください。
愛の破局の歌ですが、歌詞がわからないとしても、切々と歌う二人の歌唱力でその気持ちは十分伝わるのではないでしょうか。
後の方に拙訳をつけました。
You don’t bring me flowers anymore
(女)
You don’t bring me flowers
あなたは私に花もくれない
You don’t sing me love songs
愛の歌も歌ってくれないの
(男)
You hardly talk to me anymore
君は僕にほとんど口も聞いてくれない
When I come through the door
僕がドアを開けて入って来たとき
At the end of the day
あの別れの日に
(女)
I remember when
私はあの頃を思い出すの
You couldn’t wait to love me
あなたは私を愛するのをいつも待ちきれなかった
Used to hate to leave me
私を一人にしておくのを嫌がったものだったわね
Now after lovin’ me late at night
そう、夜更けに私を愛したあとは
(男)
When it’s good for you, babe
それが君の好みだったときはね、ベイビー
And you’re feelin’ alright
そして君はそれで十分だと満足していた
(女)
Well, you just roll over
そうだったわね、ただ、あなたは体を回して
And turn out the light
そして灯りを消してくれた
And you don’t bring me flowers anymore
でも、もう、あなたは花さえくれないのね
(男)
It used to be so natural
それはごく自然なことだった
To talk about forever
将来のことを話し合うのは
But “used to be’s” don’t count anymore
でも、もう、「思い出」がどれほどあってもなんの価値もない
They just lay on the floor
そんなものは床に散らかったくず
‘Til we sweep them away
二人が掃いて捨てるまで残るくず
(女)
And baby, I remember
ベイビー、私は思い出すの
All the things you taught me
あなたが私に教えてくれたことすべてを
(男)
I learned how to laugh
僕は大きな声で笑うことを覚えた
And I learned how to cry
そして声を上げて懇願することも
(女)
Well I learned how to love
そうね、私は愛することを覚えたわ
even learned how to lie
嘘をつくことさえも
(男と女)
So you’d think I could learn
だから、君は僕が覚えられると思ったのかもしれない
(だから、あなたは私が覚えられると思ったのかもしれない)
(男、そして女)
How to tell you goodbye
別れを告げるやりかたも
You don’t bring me flowers anymore
もう、君は僕に花さえくれない
(もう、あなたは私に花さえくれないのね)
(女と男)
Well you’d think I could learn
そう、君は僕が覚えられると思ったのかもしれない
(そう、あなたは私が覚えられると思ったのかもしれない)
how to tell you ‘goodbye’
別れを告げるやりかたを
(男)
You don’t say you need me
君は僕が必要だと言わないんだね
(女)
You don’t sing me love songs
あなたは私にラブソングを歌ってくれないのね
(女と男)
You don’t bring me flowers anymore…
君はもう花もくれない....別れの花でさえ
(あなたはもう花もくれない....別れの花でさえ)
日本語だけでなく、英語でも過去のことを現在形で表現する、いわゆる「歴史的現在」という表現方法があります。
この詩でも歴史的現在表現が使われていますが、うまく訳しきれなかったため、過去形で訳しました。
いい表現が見つかったときは訂正します。