ダンスパーティでよくかけられる美しいメロディを持つワルツの曲にWednesday’s Childがあります。

この歌の歌詞で使われている英語そのものは平易なのですが、Wednessday’s Childってなんのこと?と思い、Wikipediaなどでいろいろ調べてみました。

そうすると、もともと、Monday’s Childという、英国の古い童謡が元になっています。

この童謡は、何曜日に生まれたかによってその子が将来どんな生活を送ることになるのかを予言するような詩がついています。

これには色々なバージョンがあるようですが、その一つを引用して和訳しました。

Monday’s child is fair of face,
月曜日に生まれた子供は魅力的な顔立ち

Tuesday’s child is full of grace,
火曜日に生まれた子供は恩恵に恵まれている

Wednesday’s child is full of woe,
水曜日に生まれた子供は哀しみでいっぱい

Thursday’s child has far to go,
木曜日に生まれたこどもは、ずっと遠くに行かなくちゃならない

Friday’s child is loving and giving,
金曜日に生まれた子供は情愛が深くてこころがひろい

Saturday’s child works hard for his living,
土曜日生まれの子供は生活のために一生懸命働く

And the child that is born on the Sabbath day
そして安息日(日曜日)に生まれた子供は

Is bonny and blithe, and good and gay.
健康で活き活きとして、善良で快活

こう決めつけられたら堪ったものではありませんが、童謡や童話だからといって、舌切雀やカチカチ山など残酷な話はいくらでもありますから、どうこういう筋合いのものではないと思います。

とりあえずは、この童謡をもとに、月曜日から日曜日までの生まれの子どもたちを題材にそれぞれ、小説、映画、歌などがたくさん作られているのには驚きでした。

こちらを御覧ください。→ Wikipedia: Monday’s Child


 

Wednesday’s child

Wednesday’s child is a child of woe
水曜日生まれの子どもは、哀しみに満ちている

Wednesday’s child cries alone, I know
水曜日生まれの子どもはひとりぼっちで泣くものだと

When you smiled, just for me you smiled
あなたが私のためだけに微笑んだとき

For awhile I forgot I was Wednesday’s child
しばらくの間、私が水曜日生まれの子どもだということを忘れていた

Friday’s child wins at love, they say
金曜日生まれの子どもは愛情を勝ち取ると人は言う

In your arms Friday was my day
あなたの腕の中に抱かれていると、私の生まれは金曜日だと感じた

Now you’re gone, well I should have known
そして今はあなたはいなくなり、私は思い知らされた

I am Wednesday’s child, born to be alone
私は水曜日生まれの子ども、そして、ひとりぼっちになるべくして生まれた

Now you’re gone, well I should have known
そして今はあなたはいなくなり、私は思い知らされた

I am Wednesday’s child, born to be alone
私は水曜日生まれの子ども、そして、ひとりぼっちになるべくして生まれた

 

Wednesday’s child, born to be alone
水曜日生まれの子どもは、ひとりぼっち...