ボールルームダンスの醍醐味を何に感じるかは人によりそれぞれだと思います。わたし自身は、音楽とそしてダンスのムーブメントのどちらが主でどちらが従ということでなく一体となった芸術表現がダンスの醍醐味だと、頭の中では思っていました。しかし、その頭の中の世界を越えて、音楽とムーブメントが一体になっているというだけでなく、その歌詞と、それにマッチしたビロードのようなムーブメント、女性の淡いブルーのドレス、そして照明、それらが渾然として1つの世界を作り出しているかのように私には感じられたデモンストレーションを紹介します。何よりもショックを受けたのは、その作り出された世界と歌詞が本当にマッチしていると感じたことです。淡いブルーのドレスを選んだことも歌詞を意識しているように思いました。拙訳ですが日本語の歌詞を最後につけておきました。

If I were a painting
もし私が一幅の絵だったなら

If I were a painting

もし私が一幅の絵だったなら

Captured on canvas

カンバスの中に捕らえられ

Alone in the portrait I would stand

一人肖像画の中に立ちつくしている事だろう

And brush strokes bold

そして絵筆の跡はあざやかに

Yet soft as a whisper

それでもなおささやき声のように柔らかに

The work of a feminine hand

ある一人の女性の手になるその作品

Caught in a still life

一瞬の静止した命の中に閉じ込められ

Surrounded by shadows

影に取り囲まれ

OR lost in a background of blue

あるいは青く陰鬱な背景の中に消え去ってしまって

If I were a painting

もし私が一幅の絵だったなら

My price would be pain

私の売り値は苦しみ

And the artist would have to be you

そしてその絵の作者は貴女….

I imagine the colors
Would all run together
私は、絵の具がすべて流れ去っていくのを想いうかべることだろう
If you ever allowed me to cry

もし貴女が「絵の中の私」が嘆くのを許しでもしようものなら…

So don’t paint the tears

だから涙を描かないで

Just let me remember me

ただ私の記憶にとどめさせてほしい

Without you in my eyes

瞳の中に貴女がいない「絵の中の私」を

It’s only the frame

その額だけが…

That holds me together

それが私をつなぎとめている

Or else I would be falling apart

さもないとばらばらに砕け散ってしまうだろう

If I were a painting

もし私が一幅の絵だったら

I wouldn’t feel

なにを感じることもなく

And you wouldn’t be breaking my heart

そして…貴女が私の心を引き裂くこともないだろうに

No tags for this post.