つれづれなるままに、ダンスパーティや競技会の一コマを詠んでみました。
すべてtamaのオリジナルです。2014年12月から2015年3月にかけて作った川柳です。
ダンスパーティ
- 踊りつつ 次のお相手 目で探す
(ダンスパーティにて詠む) - 美女取られ 素知らぬ顔で 通り過ぎ
(ダンスパーティにて詠む) - ライズの都度 自分の重さ 思い知る
(ダンスパーティにて詠む) - アドバイス 立場変われば おせっかい
(教え魔にならないようにと自戒をこめて詠む) - タンスという 文字に反応 ダンス狂(キチ)
(川柳本の目次を見て詠む) - 飛び出すな ぼくたち急に 停まれない
(ルーティンしか踊れないカップル、自称競技選手) - 飛び出すな 俺たち絶対 停まらない
(暴走カップル) - どかぬなら どくまで待とう 前のペア
(常識カップル) - どかぬなら 遠回りして 続けりゃいい
(上級カップル) - どかぬなら 「ええ度胸してるなあ、あんた」と言えば良い(字余り)
(ヤーさんカップル) - 主催者の 話の長さが 客減らす
(あるダンスパーティにて詠む) - 前が逃げ 思わず目つぶり 天あおぐ
(ミキシングで並んでいて詠む) - 楚々とした 美人さらわれ 立ちつくす
(ダンスパーティにて詠む) - 二人連れ どちら誘ううか 一思案
(ダンスパーティにて詠む) - 三人連れ 真ん中誘う 勇気出ず
(ダンスパーティにて詠む) - イケメンを 鼻にかけるおとこに 足をかけ
(ダンスパーティにて詠む) - 怖きもの ヒソヒソ笑いの 女子の列
(めぐりあいの列にならんでいる男子詠める) - 怖きもの こちら指差す 女子の列
(めぐりあいの列にならんでいる男子詠める) - 女房の 第六感に 肝冷やす
(パーティで美人に声をかけられた男子詠める) - ミキシング ロト6と 比較をし
(コストパーフォマンスで言うとどっちがええかなぁ? 何を考えとんねん! 決まってるやろ(怒)) - 楽しみは ダンスパーティ カップ酒
(どっちも安上がりな趣味だけど....あんたはどっち?) - 二人連れ 美人を誘い 睨まれる
(あるパーティにて) - 二人連れ 不美人誘い 睨まれる
(どうすりゃいいんだ....) - 六十路でも 若手で通る ダンスの日
(知り合いの最高齢ダンサーはなんと79歳! げんきやなぁ) - 美人から ヒジ打ちくらい 泣き笑い
(混んだパーティー会場にて踊っていて詠めリ) - スマホ漬け 脳もついでに おから漬け
(骨粗鬆症ならぬ脳粗鬆症...) - 踊るにも スマホ離さぬ スマホ狂(キチ)
(ポケットに入れてる男ならいるかも...) - スマホ狂(キチ) そのうちリードも 指先で
(てなことにはならんで欲しいなぁ) - リードさえ 指で伝える へぼダンサー
競技ダンス
- 歩けるなら ダンスはできると 猫なで声
(大学のサークルの勧誘員を見て詠む) - 歩けるなら ダンスはできると 騙された
(大学のサークルの新入部員が詠む) - 競技会 先生閥が 幅利かせ
(ええっ!あのカップルが一位?) - ダンス教師にも 免許更新 ないものか
(あるパーティでルンバの音を外す自称プロを見て詠めリ) - あのリーダー 自分のことを 棚に上げ
(パートナーに文句を言う前に、自分を直したらどうやねん...) - 這えば立て 立てば歩めと 急かされる
(上級パートナーと組んだ初心者男子)
(元歌 這えば立て 立てば歩めの 親心) - 立つだけなら A級なのにと からかわれ
- あいかたの ラテン衣装に 目をそらす
(元川柳「すっぴんに 隣の犬が 後ずさり」をみて詠む) - 夫婦ペア 都合の良し悪し 半ばする
(奥さんにしごかれる旦那さんが詠む) - 夢の中 リーダーかき分け 目が覚めた
(お相手募集中の女子が詠む) - 夢の夢 リーダー選びの 試験官
(お相手募集中の女性が詠む) - 競技会 昨日は相方 今日は敵
- 競技界 離合集散 当たり前
- パートナー 去年と同じ 歳を書き
(来年の選手登録申請にて詠む)