SNS「趣味人倶楽部」の会員「グッチさん」のユーモアあふれるエッセイです。

社交ダンス 男脳と女脳の違い🤯

「話を聞かない男、地図が読めない女」というベストセラーがあります。

「男女は異なる行動をしがち」ということを解説して、多くの共感を集めました。

社交ダンスにも、こうした男女の違いがあると思われます。

例えば、

①お金を使ってまで上手な人と踊らない~男脳。

②お金を使っても上手な人と踊りたい~女脳。

③上から目線で相手を指導したがる~男脳。

④単独行動を好む~男脳。

⑤団体行動を好む~女脳。

なぜ、こうした男女の違いが生まれるのか?

以下、その要因を考察してみました。

※独断に基づく推論です。気楽に読み飛ばしてください。😁

要因1【リード】

社交ダンスでは、男性がリード(主導)をします。

フィガー、方向、タイミング、衝突を避ける、いずれも女性は決めることができません。 

男女の違いを、ドライブで例えると、

運転手(男性)
助手席(女性) 

と言えます。

〈男性〉
 
運転(リード)の楽しさは、「自分の意思で、対象物を自在に操作する」ところにあります。

この楽しさは本能的なもので、男性には「子供の頃から動くオモチャが大好き」という遺伝子が備わっています。

※女の子はお人形で遊びます~こちらは母性本能。

車の種類、グレードよりも、(男性にとっては)思いのままに操作する運転の楽しさが第一です。

運転できるなら、高価なレクサス(プロ)でなくても、手頃なカローラで満足します。

👉(事例①)踊ること自体が快感。お金を使ってまで上手な人と踊らない。男脳です。

〈女性〉

一方、助手席に座る女性には運転する楽しみはありません。

そこでは、快適さ(ベンツ)、スポーティーさ(ポルシェ)など乗り心地が求められます。🤗

「安っぽい軽自動車やポンコツ車の助手席で満足」、という人は(あまり)いません。

女性は、運転(リード)という楽しみがない分、お金をかけて(乗り心地のよい)高級車を求めます。

👉(事例②)ただ踊るだけでは不満。お金を使っても上手な人と踊りたい。女脳です。

次に、リードの存在は、「俺様」「教え魔」という別種の男脳創出にも作用しています。

➊リードする
➋女性を導く
  ⇩
➌自分の方が実力が上(と錯覚する)

リードによって発生するこうした思考回路が「俺様」「教え魔」を産み出します。

女性の方が明らかに上級でも、教え魔は怯みません。リードの存在があるからです。

「もっとボディを絞って👴」と(自分のことは棚にあげて)指導する~それが教え魔です。

👉(事例③)リードで錯覚。上から目線で教えたがる。男脳です。

要因2【技量差】

社交ダンスでは、男性は女性の3倍努力が必要と言われます。

これは、別の視点から見ると、

普通に踊れる女性 > 対等にお相手できる男性は3割以下

という、構造的な問題(男女不均衡)を示唆しています。

〈男性〉

自分より上手な女性が多いので、「どんな女性と踊っても、そこそこ満足」という状態になります。

「現状で十分。サロン、チャーター、必要ない」😤

👉(事例①)公民館で満足。お金を使ってまで上手な人と踊らない。男脳です。
 
〈女性〉

一般的に自身の技量以上の男性には、なかなか出会えないのが普通です。

公民館をホームグランドにして、無心に楽しんでいた女性も、自身の実力が上がるにつれ、納得できるお相手が減っていく(ほぼいなくなる)状況に、(ある日)茫然自失となるようです。😳

踊れる男性の供給不足に悩む女性は、教室、サロン、チャーターに活路を求めます。 

👉(事例②)公民館では不満。お金を使っても上手な人と踊りたい。女脳です。

※職業男性(プロ)に走るのではなく、白馬の騎手との邂逅をじっと待つ殊勝な女性もいます。~これも別種の女脳です。

要因3【自立性】

〈男性〉

シャドウ(自立)ができない男性はいません。

男性の役割は自立性が強いため、個人個人の実力差が顕著に現れます。  

競技会でも、男性の技量がまず問われます。

パーティーは自身の技量を発揮する場でもあり、男性同士は、一緒にはしゃぐ仲間というより、互いの力を競う同好の士、切磋琢磨しあう存在になります。

👉(事例④)知り合いはライバル。単独行動を好む。男脳です。

※競う必要のないキャバクラには男同士仲良く繰り出します。👯 

〈女性〉

シャドウ(自立)が苦手な女性は多数います。

「シャドウができないのよ😅」と自慢気に話すご婦人もいるくらいです。

女性にとって、シャドウができないことは恥ではなく、むしろ誇りにすら思えます。

フォロワーの立場にある女性は、男性の実力によって見映え、踊り心地が大きく違ってきます。

男性への依存度が高い分、女性同士は互いの技量を競うライバルというよりも、一緒になってワイワイ楽しむ仲間、集団になりがちです。

気心の知れた友達とサロンで上質なダンスとおしゃべりを楽しむ~女性愛好家にとって、至福の時間です(多分)。

👉(事例⑤)知り合いは仲間。団体行動を好む。女脳です。